目をつむると プリズムの様に 変る世界が見えてくる きっと
やすらぎの虹の色 何時までも 心のやすらぎを持ちたいものです
—– 板垣昭助 —–
幼児期の体験を思い出しながら、すべて想像で描いたという、メルヘン調の水彩画。
地元山形でこれまで十数回の個展を開いているそうです。
仕事のかたわら、40歳頃から描きはじめた絵画は、誰からも手ほどきを受けたことはなく、一から自分で学んだといいます。
板垣さん曰く、特に描いた線を手直しなしで描く、自称「一筆がき」で基礎のデッサンを何百回も練習した。そのかいあってか、試行錯誤を繰り返しながらも、独自の技法を身につける。
童画調のメルヘン画を専門に描くようになったのは、20年位前の60歳を過ぎてからというから、驚きです。
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1988年には講談社童画グランプリで入賞。またその他でも数回の入選や入賞する。
これまで描きためたメルヘン画は300枚ほど。
80を過ぎた現在は、これらの絵画を絵本にしたいという夢を持つ。
妖精のようなこどもたちの無邪気なようすや、愛着のあるカエルが多く登場する板垣さんの絵には、たくさんの優しさがあふれていました。
(板垣昭助 山形市小白川町在住)
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