雪下ろし時の転落事故が多発しております。
雪下ろしには、命綱を着けて作業を行いましょう。(知っておくと便利ですよ!)
そんなことから、今回は、「もやい結び」の結び方をご紹介いたします。
ロープは体に着けるか、又は、安全棒か、安全ロープに対して結びます。
★「もやい結び」は、体が締め付けられないから、安全な結び方として有名です。
①適当な大きさで、ロープを回して輪を作ります。
(ここでは左がロープの端です)
②【重要】左端のロープが上側になるようにして、右側に小さな輪を作ります。
③左端のロープの端を、小さな輪の中に、下側から入れて手前に引きます。
④さらに左端のロープを、右側のロープの下側を通して引きます。
⑤左端のロープを、上から輪の中に入れて、引きます。これで完成です。
なお、「もやい結び」の特徴は、輪のサイズが縮まらないことです。
だから安全なのです。
★今回は、棒を回す結び方をご紹介しましたが、自分の体に巻きつけるときは、棒をご自分の体と想定して、結んでください。
この「もやい結び」は、登山など、あらゆるところで利用されている有名なロープ結びです。
■「自分自身に結ぶ、命綱の結び方」のYouTube 動画をUPしましたので、以下をご覧ください。