桜を追いかけた4月

ドローン(無人無線撮影飛行機)を手に入れたのは、満開の桜の驚くような空撮映像を撮って、19歳の息子を驚かしてやろうと思っていたからでした。
もう息子は亡くなってしまったけれど、その思いをとげたい一心で、私は仕事の合間をみつけては、朝な夕なに、ドローン片手に桜の名所を追い続けました。
こんなに桜を追いかけた年は、これまでになかったかもしれません。

桜は待ってはくれません。
それに、天候の条件が重ならないと、桜も輝いてはくれませんし、ドローンを飛ばせない日もずいぶんとありました。

それでも私は、息子の遺してくれた靴を履き、息子が着ていたジャンパーを着て、一緒に桜を追い続けました。

多い日には、一日に4ヶ所ほども回りました。

技術がともなわなくて、使い物にならなかったり、撮ったのに映ってなかったりして、半数くらいはだめになりましたが、それでも、本格的なドローンを手にしてまだひと月と考えれば、それなりに良い映像作品に仕上がったと思っています。

昨今、ドローンの犯罪利用などの悪いニュースが流れてしまったので、なにかと肩身の狭い思いをしてドローンを飛ばす日々となってしまいましたが、ドローンが悪いのではなく、使う人が悪いのだということで、私はめげずに飛ばしたいと思っています。

本当に、ドローンは普段見ることの出来ない空からの映像を、鳥になったようにみせてくれるのです。

天気が不安定なこの4月でしたので、満足のいく桜の映像はあまりないのですが、この4月の、主だったドローン映像を、ここに紹介させていただきます。

息子が生きていたら、どの映像に驚いたのだろうか?・・今はもう聞くことはできません。

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