日本はとても異常な国・・

そんなことを、先日、外国から帰ってきたという人がTVで語っていました。
日本は、とっても異常な国だそうです。

一体何がそんなに異常なのか?と、私は耳目をその方の話に向けました。

短くいえば、日本では「死」というものを忌み嫌うかのように扱い、遠ざけよう、遠ざけようとしている。というのである。

「そのせいで、日本では、死は悪いものということになってしまった。」
というのだ。

そこまで聞いて、私も考えさせられるものを感じたのでした。

その人はさらに声をあげる。

「だれもが死ぬのに、まるで死は関係ないかのように生きている。また、関係ないかのように振舞っている。見ようともしない。近づこうともしない。教育もメディアも、生きて輝いているものばかりが価値を持つかのように見せている。こういう国は私が回った多くの国では日本だけです。本当に不思議な国ですよ、日本は。」

また、
「それは、ある意味、不幸なことなのです。世界で一番幸福感を持つ国民として知られたブータンという国では、大人から子供まで、だれもが死生観というのを日常的に持って暮らしています。だから命をとても大切なものとして捉えています。死というものを特別視していませんし、恐れてもいないんですよ。日本に戻ってきてみて一番感じたのはこのことでした。日本人は、死を汚物のように忌み嫌うばかりじゃなく、とても恐れている。本来は生も死も同じなんですけどね。」

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