【小説のレシピ】 (上)

最近になって、私は書き溜めた小説の一部を、自分のブログに書いてみようかな、などと思ったのでした。
今回の「小説のレシピ」も、かなり以前に書いたもので、当時、私はとある文学同人にも参加しておりました。
その中でも、けっこう評判の良い作品でした。
この「小説のレシピ」は、私にとっては、6作品目だったように覚えております。
いわば、小説入門としての入口的な作品を書いてみたいと思い、いま読み返してみても、自分のために書いた作品ではないのか、なんて思ってしまいました。

原稿用紙にして、56枚ほどの作品になりますので、「上」「下」の2回に分けて掲載してみようと思います。
よろしければ、読んで楽しんでいただければ嬉しく思います。
また、小説作法のヒントもいっぱい詰まっていますよ。(と思うのですが・・)

と掲載してみたものの、二週間ほどして読み返してみて、どうもオカシイ!と思ったのでした。

何がオカシイのかといえば、縦書きの文章を読んだ時と比べると、読んだ印象がまったく異なるのです。
これは、私も新しい発見でした。
この作品「小説のレシピ」は、同人誌に載ったときは縦書きです。
それを、今回ブログに載せるにあたって、横書きにして載せたのでした。
しかし、その印象が、作者である私自身が驚くほど違っているのです。
何故なのでしょう?・・
などと、私は、ある意味ショックを受けてしまいました。

日本語は、本来は縦書きがやはり自然なのでしょうか。

雑誌や教科書も含めて、周辺には横書き日本語があふれているというのに、この違和感は何なんでしょうか!

もしかしたら、横文字小説は、将来の日本語に変化をもたらすかもしれません。
いや、横文字小説には、横文字に適応した小説の書き方があるのかもしれません。

※余談ですが、先日、第148回芥川賞を受賞した作品「abさんご」も、横文字日本語小説でしたね。
 この横文字作品が芥川賞を受賞したのは、芥川賞という歴史上初めてのことだそうです。

今、ブログが当たり前になった時代において、縦書き小説は、もしかしたら時代に合わないのかもしれません。
もしそうだとすれば、やはり、もう日本語は変化してきているのではないでしょうか。

そんなことを思いながら、私は、今回、載せてみた「小説のレシピ」を、いったん削除します。
どうもこの違和感に、作者の私が納得いかないのです。
どうぞ、お許しください。

次号を楽しみにされていた方(たぶんいなかったでしょうが・・)、お許しください。
いずれ、横書き対応した作品を、再度掲載してみたいと思っております。

(草々)

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