【ドローン考・2015 春】

2015年4月22日に首相官邸屋上で、無人飛行機(ドローン)が墜落しているのが発見されて以来、政府(自民党)が、首相官邸と国会議事堂と皇居など重要施設上空の、ドローン(小型無人飛行機)を飛行禁止区域に指定するための議員立法を今国会に提出していましたが、5月15日に了承されました。これにより、今後は、違反者は懲役1年以内。または50万円以下の罰金となるそうです。

その動きにならってか、先日5月12日には、東京都や大阪で、都立公園や庭園での全面飛行禁止条例が発表されました。

それらを受けて、今後は、全国の自治体(県市町村)にこの条例は拡大されて行くだろうと思われます。
こういう規制の動きは、日本ばかりでなく、世界中でも同様のようです。

(以下の写真は、5月5日に新緑の月山の弓張平にて、ドローン空撮した時のもの)

私も、ドローンを触った当初から、こういう日がくることを想像しておりました。

車でさえ、運転教習を得て、免許を得てからでないと公道を走れないのと同じように、ドローンも操作上の技能が試されるのは当然かもしれないからです。

ラジコン車や、ラジコンボートと違い、ドローンは空を飛ぶものです。
ドローンの操作上のミスは、やはり大きな事故につながりかねません。
それを思っただけでも、やはり規制は必要でしょう。

私が思うには、とりあえず、子供に外で飛ばすドローンを与えることは止めることです。実際、本格的なドローンには、「18歳未満は使用禁止」という文言が、添付印刷資料に掲載されています。

ただ今後は、販売店もそうですが、親や、大人も、もっと注意が必要でしょう。
本格的なドローンでなくとも、もし子供に与えてしまった場合は、親や店が責任を負うことも必要です。

また大人であっても、飛ばす場合は、自己責任がつきまとうことを考慮してください。

ドローンが悪いわけではなく、これまで規制されてこなかったことが悪いのです。
悪用された場合は、使用する人間が悪いのです。ドローンが悪いのではありません。
実際、ドローンが有効に活用されて、役立っている場面もけっこうあるのです。

ドローン愛好者の私としては、今回の飛行禁止条例は複雑な心境です。
今後は、公園上空だけじゃなく、観光地や名所旧跡、また他人の建物や土地の上を飛ばすことも、拡大されて、禁止対象になるかもしれません。

そうなったら、個人でドローンを購入したり、楽しむことができなくなるでしょう。
もしそうなったら、ちょっと悲しいですね。

せっかく、鳥になれた自分が出現したのに・・・です。
鳥の目線で上空から眺めた図を、鳥瞰図(ちょうかんず)といいます。
それが、自分の望む角度で、上空から自由に、自分だけの映像として眺められたのです。

それらを失うのは、ちょっと残念です。
でも、法規制はしかたがないのかもしれません。

ただ、本当に、今後はどこで飛ばせばいいのだろうか・・?
などと、ちょっと心配です。(汗)

※以下は、4月19日ドローン空撮した、「山形市球技場」です。
ここは、「山形市陸上競技場」と呼ばれていた施設でしたが、2013年より人工芝生へ全面改良リニューアルされて、この4月1日にオープンされました。
昔は、山形国体でも使用された競技場だそうです。

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